公演を終えて『Dr.コルチャックと子どもたち』
公演無事に終わりました!
悲しく切ない内容だけど、迫力あるダンス、加藤登紀子さんの美しい歌で明るい未来への希望を感じる舞台でした。
『Dr.コルチャックと子どもたち』
コルチャック先生は小児科医で児童文学作家、そして孤児院の院長として生涯を子どものために捧げたポーランドのユダヤ人です。
ナチス・ドイツによるポーランド侵攻下、コルチャック先生は特赦が出ているにも関わらず、ユダヤ人孤児200人とともに強制収容所に行くことを選択し最後まで子ども達に寄り添い続けました。
子どもの権利条約の下地となったコルチャック先生の『いのちの言葉』、その言葉を胸に懸命に生きようとする子ども達の姿に心打たれます。
The public performance ended successfully.
This is a sad story,but it gives you hope for the future.And Dance was really powerful, Kato Tokiko's songs were beautiful.
『Korczak』
Korczak is a pediatrician and also children's author, protection of orphans.
He is Jewess of Polish descent who devoted his life to children.
Korczak received a free pardon during Nazi Germany's Invasion of Poland.
But he chose to go a concentration camp with 200 orphaned children of Jewish.
Korczak continued to stand by children until the end.
Korczak's message became the basis for Convention on the Rights of the Child.
I was moved that children are holding Korczak's message close to their hearts,trying hard to survive.
公演を終えて・・・
強制収容所に子ども達が向かう時に歌うシーンが特に印象的でした。泣き顔で歌う子、笑顔で歌う子色んな表情の子たちがいました。はかなげで切なく、でも一人ひとりコルチャック先生の言葉『よりよい人生への憧れ』を胸にかすかな希望を持ち懸命に生きようとする精神が伝わってきて胸が締め付けられました。同時に今もなお戦争で犠牲になる子ども達がいることに深い悲しみを覚えました。
出演者の皆様の素晴らしい演技、歌、ダンス…コルチャック先生と子ども達の物語に一気に引き込まれ約2時間の公演があっという間でした。極限状態にも関わらず、お互いを思いやり、小さな命(カナリア)を大切にしたり、子ども達を助けようと必死になったり、たくさんの愛を感じました。また、コルチャック先生の命の言葉には深く考えさせられ感銘を受けました。
娘が今回初めて参加させていただきました。素晴らしい経験ができたこと感謝いたします。ありがとうございました。